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iOS/Android用アプリ『Fate/Grand Order』を3日ほどプレイした感想

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スマホでフェイト!|Fate/Grand Order 公式サイトより

 

一足先にAndroid版の配信が始まった、スマートフォンアプリ『Fate/Grand Order』。『Fate』シリーズの最新作にして、過去作品のサーヴァントが入り乱れる、お祭りゲームです。iOS版は現在、審査中との話。

 

その魅力をざっくりと挙げるなら、以下のような点でしょうか。

  1. 紛れもない『Fate』の世界観とストーリー
  2. 「え!?こいつも出るの!?」というサーヴァントの充実っぷり
  3. ヒ ロ イ ン が か わ い い

 

まだ3日ほどちまちまとプレイしただけですが、一人の『Fate』好きとして想像以上に楽しめております。現在、序章の“冬木”をクリアして、続く“オルレアン”でジャンヌとキャッキャウフフしているところ。なにあのかわいい生きもの。

 

 

よく知る『Fate』の世界と物語――そして、聖杯戦争

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アプリを起動すると、いきなりシナリオパートから始まります。

とある組織の候補生として施設を訪れた主人公に対して、淡白に説明するアナウンスの声。――どことなく、『Fate/EXTRA』を初めてプレイしたときのワクワク感に近いかもしれない。

 

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すぐに戦闘のチュートリアルが開始。

よく見るターン制のバトルに、必殺技としての「宝具」といった『Fate』の要素を組み合わせたシステム。「3つのコマンドを選択」「Extra Attackがある」など、やはりどことなく『Fate/EXTRA』に近しい印象を覚えますね。

 

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戦闘を終えると、施設内でリスっぽくもキツネっぽくもある謎の生物と、どことなく薄幸なメガネっ娘と邂逅。かわ…い…い……?

ともかく、他にも“それっぽい”キャラや、“あれっぽい”キャラが続々と登場し、いざ行動開始! というタイミングで事件発生。てえへんだてえへんだ。

 

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お祭りゲーでたびたび見られるお約束の展開――そう、時空転移でございます。

とくりゃあ、『Fate』の最初の舞台は決まっている。おなじみ、“冬木”の地へひとっ飛び(※事故)。

 

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燃え盛る“冬木”の地にて、序章が幕を開ける。

 

――のですが、この「序章」が思いのほか長くてびっくりした。てっきりチュートリアルの続きかと思いきや、「ああ、やっぱり最初はお前が出てくるのk……って、えええええ!?」な展開に、普通に強いボスサーヴァントも登場するし、序盤からかっ飛ばしております、このゲーム。

「序章」と言いながらも、密度はいろいろな意味で濃厚。物語展開、選択肢のギャグセンス、登場するサーヴァントと、「やっぱりこれ、『Fate/EXTRA』だ!」と錯覚しそうなレベル。これを基本無料で打ち出してくれたのは、ファンとして控えめに言っても「最高」です。

 

ゲームの導入部分に関しては、こんな感じ。

以下はネタバレも含みつつ、「序章」の展開にさらっと触れていきます。

 

ひとつだけ言えるのは、オープニングの流れるタイミングと映像が素晴らしい。これを観て、「よっしゃ、最後までプレイしたるわ!」と決意を固めました。

 

※以下、序章のネタバレ注意

 

 

 

新たなサーヴァントと、おなじみのキャラクター

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すっ飛ばされた冬木の地にて、その原因究明と探索に向かう主人公たち。

その過程で、メガネっ娘がサーヴァントと融合。いろいろな意味でたくましいモノをお持ちになっているご様子。それにしても、どデカい、おっp……「盾」ですね。サーヴァント・クラスは、“シールダー”

 

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本当に家庭用ゲームと比べても遜色ないほどに密度の濃いシナリオパートを進めながら、バトルもこなしていきます。戦闘はスマホクオリティ。

戦闘に挑むパーティーは基本3体。後続にサブのサーヴァントを3体配置することができ、倒されたら自動で交代していく形。2体は自分の手持ちから、もう1体は他プレイヤーのサーヴァントを選択する格好ですね。この画面だと、アレキサンダーがそれ。

 

それと余談ですが、序章の「シャドウサーヴァント」の設定は、微妙に『プリズマ☆イリヤ』っぽいよね。こいつらは普通に話していたけれど。

 

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しばらく進めると、見覚えのあるサーヴァントが登場。毎度おなじみ、ランサー兄貴じゃないですk……って、あれ? “キャスター”…だと……!?

公式設定で「英霊によっては複数のクラスでの召喚可能性あり」という話は出ていたけれど、本当にやりおったでー! まさかのマジカル☆兄貴だ! やったー!

本編『stay night』でも知られるイケメンっぷりを発揮し、序章でのゲストユニットとして選択可能になります。以後、章ごとにゲストキャラクターがついてくる形かしら? まだプレイ途中なので断言はできませんが。

 

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で、序章ラスト。

“セイバー”が云々――という話だったので想像はできていたけれど、案の定。セイバー・オルタが序章のラスボスでございます。アホ毛の抜けた腹ペコ騎士王。過去作でぶっ放した、“あの宝具”を当然のように使ってきた。もちろん、ボイス入りで。

 

戦闘後、意味深な台詞を残して退場するセイバーに、明らかになる“敵”の存在と目的――と盛り上がったここぞというところで、ようやっとオープニング映像

とにかく動きおる。未映像化の作品も含む過去の英霊たちが入り乱れ、縦横無尽に動き回る映像は爽快このうえなし。サビの部分で早速、“人類最古のイナバウアー”とか言われていて笑った。

 

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そんなこんなで、『Fate/Grand Order』序盤のプレイ感想でした。

 

Twitterなどでの反応を見るかぎり、「戦闘がダルい」という意見も相当数が見られるものの、その辺は少しずつ調整されるんじゃないかとも思っております。

基本はポチポチゲーではあるものの、ストーリーが進むと戦略も必要となってくるため、一筋縄では行かなそう。さすがに、無課金でもクリアできる難易度になってはいると思うけれど、やっぱりレア度の高いサーヴァントがいたほうが楽ではあるのかな……。

 

とりあえず、「ストーリーがおもしろい」「キャラクターが魅力的」である点は自信を持ってそう言えるかと。ヒロインちゃんがね……かわいいんですよ……しかもボイスが「先輩っ」とかあばばばばb

 

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あと、ジャンヌは天使。

全国の“キャスターの旦那”が悶えている姿が見える……!

 

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