2001年にインターネット上で活動を始めて以来、コミックマーケットで人気を博し、04年にはメジャーデビュー、発売作品は常にオリコン上位に食い込み、13年にはLinked Horizon名義で紅白歌合戦に出場。
そんな勢いの止まらないSound Horizonを主催するRevoさんの楽曲から、個人的におすすめの10曲をまとめてみました。
紅蓮の弓矢/Linked Horizon
おなじみ、アニメ『進撃の巨人』オープニングテーマ。
これでSound Horizonの存在を知ったという人も少なくないのではないかしら。知ってた人は知っていた人で、アニメ初見時に「あれ?なんかサンホラっぽくね?」と思ったはず。私です。
よだかの星/Sound Horizon
メジャーデビュー10周年記念作品第2弾。架空のバンドバンド「VANISHING STARLIGHT」のシングル作品という設定で、ブックレットも楽しみながら読むことができる。
楽曲はその名が示すとおり、宮沢賢治の同名童話からインスピレーションを得て制作したものだそうな。とにもかくにも、前向きになりたいときに聴きたい一曲。
schwarzweiβ ~霧の向こうに繋がる世界~/霜月はるか
同人音楽界の歌姫・霜月はるかさんとのコラボレーション作品。PS2『イリスのアトリエ グランファンタズム』主題歌。発表は2006年。
台詞や独特の表現の多いSound Horizon楽曲はどうもハードルが高く、ファンの間でも「新規には勧めづらい……」と言われていたところに登場した、“サンホラ初心者向けの一曲”。MADムービーにもよく使われている印象がありますね。
StarDust/Sound Horizon
メジャーデビュー後、2枚目のアルバムから。親しみやすい曲調と、単曲でもわかりやすい物語感から、こちらも導入曲として勧められていたような記憶が。
僕自身も、初めて聴いたサンホラ曲はこちらでした。それだけに思い入れの強い楽曲でもあり、 今でもよく聴いております。カラオケも楽しい。なぜなのよおおおおお!
侵略する者される者/Sound Horizon
世界史の勉強にどうぞ。
La ragazza col fucile/JOSEFA
漫画『GUNSLINGER GIRL』のイメージアルバムより、リードトラック。ピアノ&ストリングスをの音が耳に残る一方でメタル臭が強く、好きな人は一発でハマるはず。
ずっと入手困難でプレミア価格がついていたところ、最近ようやっと再販された模様。MP3でのダウンロード購入もできるようになり、ファン待望でござる。ガンスリを読みながらどうぞ。
宵闇の唄/Sound Horizon
5thアルバムにして7作目のStory CD『Märchen』の1曲目。ミクさんが大活躍。
10分という長さの中、曲調が次々と展開していく流れは“耳が幸せ”。個人的には、クラシックメドレーのパートがすんごい好きです。
彼の者の名は…/Revo
3DS『ブレイブリーデフォルト』の楽曲。いわゆるイベント戦で流れる戦闘曲であり、作中でもきっての人気曲。否が応でもテンションが高まる、ボーカル版もおすすめ。
地平を喰らう蛇/Revo
同じく『ブレイブリーデフォルト』より、ラスボス戦。
Sound Horizonならではの「物語音楽」を体現したかのような出来にゲーム上の展開がシンクロして、数多くのプレイヤーを燃え上がらせたという名曲。それまでの積み重ねがあってこそだと思う一方で、これ一曲だけでも充分におすすめできます。
自由の代償/Linked Horizon
『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』の挿入歌。アニメ2クール目のオープニング曲「自由の翼」をもとにアレンジ、“映像に合わせて曲を作る”という方法で作ったため、変調だらけの異色な楽曲になっております。
「紅蓮の弓矢」の展開も含みつつ、「自由の翼」の歌詞を引用・拡張し、新規メロディも盛りだくさんの“全部盛り”。一度見れば、この曲を聴くことで自然と映像を思い出せるような構造。まずは映画を観てから、がいいかもしれませんね。